読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

紫村昌太郎の室内映画渉猟記 ‐我が部屋こそがグラインドハウス‐

当方名古屋市在住の四十路男子。見るは娯楽映画一筋。いい年こいてのB級趣味。

「怪猫呪いの壁」

邦画

昭和33年作品。監督・三隅研次、脚本・民門敏雄・岡本繁男。

デアゴスティーニ大映特撮コレクションの44号

 

ある小藩の藩主に慕われる腰元の志乃(近藤美恵子)が無実の罪で謀殺され、不気味な黒猫とともに壁に塗り込まれていまう。その後、城内で怪奇現象が続発する。

 

テーマはおどろおどろしいが、全編のイメージが只々泥臭く、ちっとも怖くない。

展開にシャープさが欠け、見ていて眠気すら覚える。

志乃の兄である喬之助(勝新太郎)が一応の主人公なのだが、ドラマの構成上とはいえほとんど部外者扱いとは、一体どういうことやら。

中老・五月(村田知栄子)、側用人・典膳(杉山三九)ら脇役の濃い存在感がせめてもの救い。

Amazon CAPTCHA