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紫村昌太郎の室内映画渉猟記 ‐我が部屋こそがグラインドハウス‐

当方名古屋市在住の四十路男子。見るは娯楽映画一筋。いい年こいてのB級趣味。

「天使にアイム・ファイン」

邦画

 大川隆法氏の作成による現代ファンタジーで、絶望感にさいなまれている人々を救いたい、愛を与えたいと、地上に降りた天使の活躍を5つのエピソードを交錯させる形で描く。

 正直、凡俗なテーマながら、宗教的な教育色が意外なほどに抑えられ、むしろ客観的視点を維持したドラマ展開から、細やかのユーモアが生み出され、結構面白く見られた。

 主人公の天使Rと、姉を亡くした悲しみに沈む高校生・美里、一人二役の雲母(きらら)はラストのパフォーマンスも含めて、そのキュートな存在感がよろしく、演技の未熟さを補って余りある。

その天使の後押しを受けて、イジメに苦しんでいた小学生・風香が、母親とともに、先生たちの目前、イジメっ子と向き合う件などは、描写に思慮深さも窺えて、ちょっと感動でした。

映画「天使に“アイム・ファイン”」公式サイト